龍泉窯
龍泉窯は先代の池田國義が創立した龍峯窯から、
1977年に独立し新たに開窯しました。
龍峯窯から数えると45年の歴史があります。
「龍泉」の命名は京都八坂神社の門前茶屋である、
二軒茶屋中村楼の辻重光様(先代)によるものです。
清らかな水の流れ、自然に咲き乱れる草花をテーマに、
自由でおおらかに使うことのできる食器作りを目指しています。
龍泉窯の穴窯
陶芸の歴史のなかでも原始的な窯です。
もとは山の斜面に穴を掘り、土で天井を作り、焼いていました。穴窯から発展したものが登り窯です。
焼物を作る効率はよくないのですが、穴窯でしか作れない味わいがあり、焼き物の原点にこだわる龍泉窯では、1999年に穴窯を作りました。
穴窯では、釉薬を使わず、薪で4日間から1週間焚き続けます。そうすると、食器の表面には燃えた薪の灰がかぶり、融けて自然釉となります。緋色、ビイドロ、炭化、など、その時々で良さが変わってきます。
砥部焼
砥部焼は、1775年大洲藩九代藩主、加藤泰候(かとう やすとき)が磁器作りを命じ、杉野丈助(すぎの じょうすけ)が砥部の五本松に登り窯を据え、1777年(安政6年)に白地に藍色(呉須)の焼き物作りに成功したといわれます。
砥部には焼き物に適した陶石が産出され、燃料である赤松にも恵まれ、すでに230年の歴史があります。
